2018.5.14 / Tattoo

傷痕をタトゥーで隠す?おすすめカバースカー20選|リスカや手術痕に

タトゥーを入れようと思い立つには人それぞれ、様々な理由がある。
個性の表現や、大切な何かを忘れないため、またファッションとしてタトゥーを入れることも、れっきとした理由の一つだろう。

そして中には、海外ではカバースカーと呼ばれる、見せたくない傷痕を隠すためにタトゥーを入れる人も存在する。

今回はリストカットや手術を経て、傷痕を隠したいと考えているアナタのために、お洒落なカバースカーやメリット・デメリット、またおすすめのスタジオ等を紹介しよう。

【重要】はじめに

注意

本記事は、自傷痕や傷痕をタトゥーで隠すことを推奨する記事ではありません。

日本において、タトゥーはリスクを伴うものです。
自傷痕などにも多少社会的リスクはありますが、傷痕をタトゥーで隠したとしても社会的リスクの根本的な解決には至りません。

ただ傷痕をタトゥーでカバーしたことにより人生が前向きになる人もいるため、今回はその肯定的な観点からのみ執筆を致します。
刺青で傷痕を隠すことの是非については、どうかご自身でご判断下さい。

カバースカーとは

カバースカーとは「自傷痕・手術跡・その他の症状をタトゥーで隠す行為、またそのもの」を指す。

カバースカーという言葉を初めて聴く方もいるかと思うが、海外においてカバースカー、或いはカバースカータトゥーという言葉は比較的広く浸透している。

隠される傷痕は、リストカット(通称:リスカ)やアームカット(通称:アムカ)などの自傷痕や、体重変化による肉割れ、帝王切開などによる手術痕など様々である。

どんなもの?

カバースカーの中には、傷痕をお洒落なタトゥーで隠してしまうものから、傷を利用してユーモアのある作品に変えてしまうものなども存在する。

前者は日本でも稀にみるが、後者はタトゥーに対してカジュアルな海外諸国が多いだろう。

メリット・デメリット

ではここで、カバースカーのメリット・デメリットについておさらいしてみよう。

メリット

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まずは、傷痕であることを目立たなく出来る、といったことが最大のメリットと言えるだろう。
一目では自傷痕があることは分かりづらくなり、ヴィジュアル的な痛々しさは減少するかと思われる。

次に、自傷を抑制出来るといったメリットも挙げられる。
大切なタトゥーをこれ以上傷つけたくないという思いから、自傷行為を辞めるようになった、といった方も多い。

デメリット

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デメリットとしては、新たにタトゥーのリスクが付き纏ってくることが挙げられる。

例えば、自傷痕で銭湯やMRIを拒否されることは無いが、刺青となると話は別だ。
その他、様々なリスクが今後付きまとうことになるため、初めてタトゥーを入れようかと考えている方は必ずよく検討した方が良い。

カバースカー画像20選

ここでは、海外のカバースカーを何点か紹介する。
お洒落なものと、ユーモアに富んだ者の2種類に分けて載せているため、是非参考にしていただきたい。
※多少グロテスクに感じられるかもしれないため、苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

おしゃれなカバースカー

ユーモアのあるカバースカー

これから入れたい人へ

ここまで記事を見て「自分もカバースカーを入れたい」と思う方に向けて、オススメのスタジオの情報などを記しておく。

オススメの彫り師・スタジオ

カバースカーを専門としているスタジオや彫り師は日本には存在せず、基本的にはどのスタジオでも行ってはもらえるだろう。
カウンセリングに時間をかけてくれるような、しっかりとしたタトゥースタジオであればある程度は問題ないだろう。

刺青師 初代彫かく(埼玉)

ただ一名、カバースカーについて気になる彫り師の方を DOTTでご紹介したい。
彫かく氏は埼玉で活動を行っている、和彫りがメインの彫り師だ。

特筆すべき点は、彼が以前から行っているという「自傷行為を行う人への無料施術」である。

大事なことは彼がブログにて綴っているため、検討している方は是非読んでみてはいかがだろうか。
彼のブログでは、自傷行為について「彫り師として行えることは何か」という姿勢で語られており、まさに彫り師の鑑だと感心してしまった。
初代彫かく氏のブログ

まとめ・最後に

いかがだっただろうか。

今回は、傷痕をタトゥー・刺青を用いて隠す、カバースカータトゥーについてご紹介した。
タトゥーの是非については議論が耐えないが、カバースカーをタトゥーの新たな側面として認知していただければ幸いである。

また、しつこく言うようだが、本記事はカバースカーを推奨している記事ではない。
本当に入れる必要があるのかを熟考し、決意が固まったら下記を読んで頂ければ幸いだ。

では、良いタトゥーライフを!

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