2019.2.5 / YOUR TATTOO 【YOUR TATTOO】がいちゃん(32) レザー販売員−VOL.12

街中で、服屋さんで、バーや居酒屋、ライブハウスで。
様々なシーンでタトゥーを目にすることが、増えてきたように感じられます。

タトゥーは一生消えないものとして認知されていますが、その1つ1つに持ち主の確固たる想いが込められています。
もし話しかけられるのであれば、そのタトゥーにはどんな想いが込められているのか、またどんな人柄で、どんなお仕事をしているのか聞いてみたいものですよね。

「YOUR TATTOO」は、タトゥーの持ち主の人柄や人生を「タトゥーを通して知ってみる」。
そんなDOTTの連載企画です。


では、宜しくお願いします。
宜しくお願いします。

最初に、お名前とご年齢を教えていただけますか。
がいちゃんって呼ばれてます。年齢は32です。

ご職業は?
職業は「オジャガデザイン」っていうレザーブランドの販売です。

ほ〜。ありがとうございます。
では、ご出身と現在のお住まいを教えて頂けますか?
出身は和歌山で、今は立川に住んでいます。

ありがとうございます。


では、ファーストタトゥーについてお聞かせください。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

ファーストタトゥーは25歳くらいのときに入れた、胸のハイダトライバルのシャチです。

シャチって、海の中では珍しく、ファミリーで行動するんですよね。
頭も良くて、チームワークもいい、家族で狩りをしたりするところも良いなって。
それでシャチに決めました。

その時に名古屋で活動されていた、KB TRIBAL TATTOO STUDIOのKouichiさんの作品です。

ありがとうございます。そもそもタトゥーを好きになったきっかけは?
21歳くらいの時に、ヴィレッジヴァンガードって本と雑貨を扱うお店でバイトしてて、その時に見ちゃったんですよ。
「BURST HIGH」※1、「TATTOO TRIBAL」※2、「TATTOO BURST」※3を(笑)

※1大麻情報の専門誌(コアマガジン出版)
※2タトゥー専門誌(富士美出版)
※3タトゥー専門誌(コアマガジン出版)

おおっ!(笑)
僕田舎から出てきたので、今までそんなもの見たことなくて(笑)
店内整理行く時に「何だろ?この本」って見たら、「え!?こんなん本にしていいん!?」っていうカルチャーショックを受けて(笑)

あはは(笑)

その中でも最初に「BURST HIGH」を見てたんですよ。「こんな本、日本で売って良いの?」って思いながら。
で、他のも見てったらタトゥーの雑誌もいっぱいあって。
見てたらめっちゃすごいなって思ってきて。

ほうほう。
その次に見たのが「TATTOO AGE」※4ですね。
※4タトゥー専門誌(著:長吉 秀夫)

本当ビビっときて。
トライバルは今までボルネオしか知らなかったんですけど、「トライバルめっちゃ種類あるやん!」って思ってみてたら。

「ハイダ?…トーテムポール?」
これはめちゃくちゃかっこいいってなって、ハイダトライバルに決めて。

ちょうど中国一年くらい仕事でいってたので、「その間にタトゥーのこと忘れてたら、入れるのやめよう」って思ってたんですけど。
でも中国行くときもタトゥーの雑誌持って行ってて(笑)

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

バイブルじゃないですか(笑)
本当、バイブルですよ(笑)
厳選した3冊くらいをずっと読んでて。

日本帰っても熱が冷めてなかったので、入れましたね。

ありがとうございます。その次が?

メキシカンスカル タトゥー

APOCARIPT 梯氏の作品より:リンク

その次に入れたのは、右腕のメキシカンスカルです。
これも本を読んでて、デザインに一目惚れです。

その時はタトゥーの意味というより、デザイン重視で選んでましたね。
あとは年齢を重ねたときを想像して、例えば70歳になっても自分がいいと思えるタトゥーか、は考えています。

なるほど。
どなたに彫ってもらったんですか?
当時は見習いをされていた、APOCARIPTの梯さんに入れてもらいました。
歯の部分のだけハンドポークでやって、あとはマシンです。

メキシカンスカルタトゥー

APOCARIPT 梯氏の作品より:リンク

目のところは日本の桜にしてもらって、ヴィレッジで働いてたので本屋さんやし、本にしてもらってって感じのカスタムですね。

ありがとうございます。


では、いよいよ腕のスリーブを聞かせていただければと…見せてもらってもいいですか?

ハイダトライバル タトゥー

右腕は梯氏/左腕はKouichiの作品

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

うお〜!超かっこいい!
これはKouichiさんは二度と彫れないんじゃないかって言ってましたからね(笑)
めっちゃ時間かかったんすよ、もう最高傑作。

赤い線が普通のやつよりちょっと細かくくて。
太陽から始まって、フクロウ、サメ、カエルがあって。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

どういうオーダーで仕上がったんですか?
トーテムポールで見立てて、ハイダトライバルのスリーブのオーダーで。
トーテムポールのデザインって動物が重なってできてるんで、上から入れたいモチーフを言ってって。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

一撃でスリーブなんですね。すごい。
これがクジラです。
追加で入れてったのが、このシャチの手とか。
シャチって五本指になってるんですよ、それが凄い好きでそれを入れて(笑)

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

肘の魚は何ですか?
肘はナポレオンフィッシュです。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

いつも最初の一時間くらいはKouichiさんとただ喋ってるんですけど、その時ナポレオンフィッシュでめっちゃ盛り上がって。
いれちゃう?って遊び心で入れて(笑)

なるほど(笑)
こことかちゃんと蛇がいて。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

めちゃくちゃ良いですね。
本当、どこにでも出せるくらいのタトゥー。
海外行っても、知らん兄ちゃんに「ナイスタトゥー」って声かけられますからね(笑)

あはは(笑)


では話は変わりますが、タトゥーが入っていたことで困ったことってありますか?
う〜ん。結果から言うと…ないんすよね。
困ったことはないです。

お風呂・プールとか入れないって分かってるじゃないですか。
仕事も最終タトゥーで落とされたことはありますけど、「それは仕方ないか」っていう。

そういうこと諸々、分かった上で入れてるので、そんなことがあったところで困った範囲ではないっていう。
そういう考え方なんすよね。

ハイダトライバル タトゥー

KB TRIBAL Kouichi氏の作品より:リンク

あ〜。なるほど。
では逆にタトゥーをいれて良かったことは?
アニメのTシャツってタトゥーとめっちゃ合うんですよ、自己満なんですけど(笑)

ピカチュウのTシャツとか着て、鏡で見て、「めっちゃいい〜」ってのはありますね(笑)

あはは(笑)
ファッションと楽しめるのも、タトゥーならではですよね。
あとは今日みたいに、タトゥー好きな人と話すと、普段話せないから、これで盛り上がるのはめちゃくちゃ楽しい。

なるほどです。
では最後に、タトゥーを入れようか迷っている方へ一言いただけますか?
入れるなら、じっくり考えた方がいいと思う。
生命保険とか、プール・温泉、親関係、それが自分の中でクリアできるなら入れてもいいんじゃないかと

あと個人的にファーストタトゥーは大きめがいいかなと思ってます。

というと?
小さいのってレーザーで消せるじゃないですか。
「小さいのなら最悪消せる」って考えが、もしちょっとでもあるなら入れない方がいい。

極端すぎる話ですが、最初からスリーブで入れるくらいの気持ちで言った方が、後悔はしないんじゃないかなあと、個人的に。

完全にタトゥーとともに歩む人生に振り切れますもんね。
そう、スリーブでいれちゃったら、消そうとかっていう発想もなくなっちゃうんで(笑)

たしかに(笑)
あとは公共の場でタトゥーが禁止されているなら、ちゃんと隠したり配慮するのは大事だと思います。
マナーやルールを守って楽しめるならタトゥーを入れるのは賛成です。

オジャガデザインのHPはこちら


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