世界には数々の種類のタトゥーがあるが、中でもトップを争う程の人気を誇るスタイルといえば、トラディショナルタトゥーだろう。
「水夫のタトゥー」と呼ばれるアメリカントラディショナル(オールドスクールタトゥー)に始まり、最近ではネオトラディショナル(ニュースクールタトゥー)が確立されたりと、常に進化を続けているスタイルの一つだ。
今回ご紹介するのはイタリアで活動するタトゥーアーティスト「Pablo DE」の経歴と、彼の作品についてである。
トラディショナルタトゥーの中でも、群を抜いて秀逸な色使いと極めて高いデザイン性を誇る彼の作品を見ると、直ぐにでもイタリアに行きたくなってしまうに違いない。
Pablo DE
経歴
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Pablo DEはイタリア・リヴォルノにある「TATTOO LIFE STYLE」所属のタトゥーアーティストである。
1982年にイタリア・ロンドンで、”タトゥーが大好きな家族の子供”として生まれたPablo DEは、物心がついた頃から「自分はタトゥーアーティストになる」と決めていたそうだ。
そして11歳になる1993年には、肩にドラゴンのタトゥーを入れる。
そこからタトゥーやアートについて独学で勉強を始めたPablo DEは、2002年に念願のタトゥーアーティストとしての道を歩み始めのである。
そうしてロンドンタトゥーコンベンションを始めとする、数々の賞を受賞してゆき、現在ではInstagramのフォロワー数は”8万5千人”にも及ぶほど、世界的に人気のアーティストまで登り詰めた。
デザイン
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彼のデザインは、ジャンルで言うと”アメリカントラディショナル”、またの名を”オールドスクールタトゥー”だと定義できるだろう。
しかしオールドスクールタトゥーにしてはアウトラインが誇張され過ぎていたり、色使いが鮮やかすぎたりと、かなりオリジナリティに溢れた仕上がりとなっている。
彼の祖父の”Pepe”が大のタトゥー好きで、1950年~1970年代の※ピンナップガールを身体に纏っているとのこと。
おそらくその古き良きトラディショナルタトゥーからインスピレーションを受けながら、自身はモダンなテイストに仕上げているのだろう。
作品集
では実際に、彼の作品を一つ一つ見ていこう。
図柄や意味合いはオールドスクールから踏襲されているが、そのデザインはかなり現代的で非常に面白い作品となっている。
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スタジオ
そんな彼の作品は程よくポップでそれでいて美しく、偏見の大きな日本でも好感を持つ方は多いのでは多いのではないだろうか。
彼のような作品を描けるアーティストは決して多くいない、気になった方は是非イタリアに足を運んでみることをお勧めする。
詳細
アーティスト | Pablo DE |
---|---|
スタジオ | TATTOO LIFE STYLE |
pablo_de_tattoolifestyle | |
メール | info@tattoolifestyle.it |
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はイタリアのトラディショナルタトゥーアーティスト、Pablo DEをご紹介した。
世界にはPablo DEに限らず、素晴らしいトラディショナルタトゥーが多数存在するので、もし気になった方は調べてみるのもいいだろう。
またトラディショナルやオールドスクールタトゥーとは何か?となった方は下記の記事も是非読んでみて欲しい。
オールドスクールタトゥーとは?アメリカの伝統タトゥーデザイン
今回は「オールドスクールタトゥー」のデザインやその意味、有名アーティストをご紹介する。また記事の下部には、国内のオススメアーティストの情報も載せておくので、是非ご参考にして欲しい。
では、良いタトゥーライフを!