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2017.12.15 / Tattoo タトゥーの新境地「ブラックアウトタトゥー」|黒塗りの艶美

世界には、和彫りやトライバルを始め、様々なタトゥーのスタイルが存在する。

中には絵画のような写実的なものから、ファッションとしてモチーフを彫ったもの、目を疑うようなぶっ飛んだ作品まであるわけだが、今回ご紹介するのは、アートとしてのタトゥーの概念を打ち砕くような、ブラックアウトタトゥーと呼ばれるスタイルである。

あなたのタトゥーに対する常識などは通用しない。果たしてこの境地について来れるであろうか。

ブラックワークとは

ブラックワークタトゥー(以下:ブラックワーク)とは、黒のインクのみを使ったタトゥーの作品の総称である。

和彫りやブラックアンドグレイの黒の陰影が、”黒の濃淡”で表現されることに対し、ブラックワークはその”黒の密度”で表現されることが多い。

ブラックアウトタトゥー

そしてブラックワークの中でも、特に黒塗りの面積が多いものを「ブラックアウトタトゥー」と呼ぶ。
※黒塗りの部分だけ、要素としてブラックアウトと呼ぶ場合もある。

特に両腕の黒塗りを「ブラックアーム」、全身のものは「ブラックスーツ」と呼び、世界中のタトゥーアーティストや愛好家に親しまれている。

作品

では百聞は一見に如かずという諺通り、是非その魅惑のブラックアウトタトゥーを見ていただこう。

綺麗な黒一色で描かれるタトゥーは神秘的で、人間の身体にある”無数の曲線”を再認識させられる。

黒の魔力

black ink

最近タトゥーに興味を持った方なら、何故このようなものを入れるのか理解に苦しむかもしれない。

理由は様々だが、以前に入れていた柄が気に入らなくなり、消すような形で塗りつぶす方も多いだろう。

しかし前述したとおり、ブラックアウトはタトゥーを好む人間の境地なのである。
黒塗りの艶美に惹かれタトゥーを入れる方のほうが多いのではないだろうか。

アーティスト紹介

ここではブラックワークが専門、中でもブラックアウトの要素が多い海外アーティストをご紹介する。

3kreuze

3kreuzeはヨーロッパで活動を行うブラックワーク専門のアーティストである。

彼は「痛み」や「怒り」など負の感情を体現したような、綺麗で、それでいて禍々しいタトゥーを得意している。
もはや塗りというよりは、空きでデザインを描くような独特のスタイルである。

Benvolt

Benvoltはアメリカで活動するタトゥーアーティストである。
作品は、構成や塗り感こそトライバルのようだが、明らかにデザインは伝統のソレとは異なる。

モチーフのインスピレーションは「日本の家紋」やサモアトライバルなど様々だが、上手くハマってジオメトリックのような印象をも与える。
非常にクールで、個人的は最注目しているアーティストの一人だ。

まとめ

いかがだっただろうか。
とても常人には理解できないような世界観が繰り広げられていたかも知れない。
もしくは、あなたも彼らのように”黒塗りの美”に取り憑かれてしまったなら、試してみるのもいかがだろうか。

また、暈(ぼか)しの美しい、ブラックアンドグレイについては下記記事に詳しく書いてあるので、こちらも読んで頂きたい。

では、良いタトゥーライフを!

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