最近は日本でもファッションとして認められつつあるタトゥー。ライブハウスやクラブ等を出入りし、一度はオシャレなタトゥーを羨ましく思ったことはあるだろう。
そんな昨今のタトゥー業界に、「暗闇で光るタトゥー」たるものが存在するのはご存じだろうか。
今回は暗闇でブラックライトに反応して光るタトゥー、クールな”UVタトゥー”についてご紹介する。
夜の街に繰り出すことが多いあなたは、UVタトゥーを入れると人一倍目立つこと間違いなしだ。
UVタトゥーとは
暗闇で光るタトゥー?
暗闇でブラックライトを光るタトゥーは、通称”UVタトゥー”とも言われ、既に海外では割と名の知れたタトゥースタイルになりつつある。
このUVタトゥーを入れた者はフェスやクラブ、ライブハウスなどの暗い場所でブラックライトに当たると、タトゥーが光るような仕組みだ。
原理
そもそもこのUVタトゥーがなぜ光るのかという話をすると、科学的な話になり少し長くなってしまうので簡単にご説明する。
まずブラックライトというのは「紫外線を放射するライト」であり、一般的にはブラックライトを放射する蛍光灯やランプなどの総称として用いられる。
そしてまたブラックライトは人の目には見えないのだが、光を当てた物体に含まれる蛍光体のみ発光させる特性を持っており、その原理でタトゥーが光るように見える。
つまりは「通常のタトゥーインク」ではなく、「蛍光体を多く含むインク」で施術を行い、ブラックライトの環境下にいた場合にのみタトゥーが発光するような仕組みだ。
このインクの安全性というのも未だ議論の絶えないところではあるため、規制の厳しい日本では行っているタトゥースタジオはごく少数なのが現状だ。
UVタトゥー画像10選
難しい話はここまでにして、実際にクールなUVタトゥーを見ていこう。
夜に出かけることが多い方は興味を持ってしまうかもしれない。
どこで彫れるの?
先述したがUVタトゥーのインクの安全性については、まだ十分なデータがとれていないこともあり、まだ議論が絶えない段階だ。
そのためタトゥーの規制の厳しい日本では、導入しているスタジオはかなり少ないと言っていいだろう。
なので「どうしてもいれたい!」といった場合は、是非海外に行った際にこのUVタトゥーを入れてみることをオススメする。
設備(インク)さえ整っていればある程度、どのタトゥースタジオも行ってくれるようなので、事前に連絡をして聞くのが一番だろう。
ブラックライトタトゥーは大丈夫?UVインクの成分・危険性
先日はDOTTにて「ブラックライトで光るタトゥー?クールなUVタトゥー10選!」という記事を公開し、見て頂いた方中にはもいるだろう。 今回はUVタトゥーの安全性や、インクに含まれる成分について徹底解説する。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回は最先端のタトゥースタイル、UVタトゥーをご紹介した。
世界にはまだまだ色々なスタイルが存在するが、タトゥーの規制が厳しいためか日本には導入されていない文化や技術が非常に多く見受けられる。
日本の衛生管理に関する技術は世界でもトップクラスであるのにも関わらず、タトゥーの分野にあまり活かされていないのは愛好家として少し残念に思う。
しかし、オリンピックが近づくにつれ、国民のタトゥーに対しての意識も上向いているように感じられるため、今後のタトゥー業界の展望に期待だ。
では、良いタトゥーライフを!