日本では少しずつですが、ファッションとしても認知されつつあるタトゥー。
日本伝統の和彫りから可愛らしいものまで様々なスタイルのタトゥーがあります。
実は、タトゥーの中にはアートメイクに近いようなものも存在するため、「ほくろ」なんかもタトゥーで作れてしまうのはご存知でしょうか?
今回はそんな、つけぼくろのタトゥーの料金や痛み、安全性、行っていただけるスタジオについて徹底解説!
ConTTents
つけぼくろ
つけぼくろとは
つけぼくろはその名の通り、メイクやタトゥーなどで人工的に作られたほくろのことを指します。
1950年代、アメリカでマリリンモンローが人気を博した時代から今に至るまで、セックスアピールの一環として知られているつけぼくろ。
海外では「Beauty Mark(美のマーク)」や「Beauty Spot(美の印)」等と呼ばれ親しまれています。
タトゥーで作れる!?
そんなつけぼくろは、タトゥーで作ることが出来るのはご存知でしょうか。
針先にインクをつけ、新陳代謝で生え変わる部分の更に下、真皮の部分にインクを入れることで半永久的に肌に色素を残すことが出来ます。
そうしてメイク前やお風呂上がり、所謂すっぴんの状態でもつけぼくろを施すことが出来るわけですね。
アートメイクとの違い
ここでよくある疑問として、そもそも「アートメイク」とは何が違うのか、です。
アートメイクは、つけぼくろは勿論、眉毛やアイラインにインクを入れるもので、施術の内容や原理は基本的に変わりません。
しかし、一般的には「アートメイクは1〜3年で消える、タトゥーは永久に消えない」ということが言われています。
ただ、真皮に入れたインクが完全に消える、といったことは基本的にはありません。
おおよそ1〜3年で凡そ薄くなり、残りのインクは皮膚に残り続けるものだと考えるのが妥当だといえます。
結局どっちがいいの?
アートメイクかタトゥーか。
一概にどちらの方がいいのかを決めるのは難しいですが、単純にメイク・美容目的のつけぼくろであれば、きちんとした医療機関でアートメイク専門の施術をしてもらうのが一番だと言えます。
しかし、タトゥー同様、アートメイクの医療機関以外での施術は違法にあたります。
そのため適当なエステサロンでいれるくらいなら、衛生管理をしっかり行っているタトゥースタジオで行ってもらうほうが確実にいいでしょう。
医療機関の施術よりも比較的安いですし、何度も来る手間は省けます。
また、半永久的な施術を希望されている方にとっても、タトゥースタジオで行って頂くのもいいかと思います。
よくある質問
以下に関してはアートメイクではなく、タトゥーとしてのつけぼくろの場合と致します。
料金はどれくらい?
医療機関のアートメイクは15,000円〜20,000円が平均の価格ですが、タトゥーの場合は3,000円〜5,000円の施術が多いです。
痛みはあるの?
タトゥーアーティスト・彫り師の方は、基本的に麻酔を使用することを避けるため痛みは伴います。
また顔へのタトゥーは他の場所に比べて痛みを伴いやすいと言えるでしょう。
タトゥーってどこが痛いの?気になる場所別 タトゥーの痛み感想まとめ
タトゥーを入れたいけど痛みが心配でなかなか一歩踏み出せない…。そんなあなたのために、タトゥーの痛みの感想を、場所別でまとめてみました。筆者である私の体験談も交えてご紹介していくので、是非参考にしてみて下さい!
しかし、おおよそ1分もかからない施術で終わるため、我慢出来ないほどではありません。
除去は出来るの?
タトゥー同様、もし嫌になった場合は医療機関で除去も可能です。
基本的にタトゥーの除去は面積で料金が決まるため、比較的低額(〜20,000円)ほどのところが多いです。
安全なの?
ほとんどのタトゥースタジオが医療機関ではないため、安全性については自己責任という形になります。
しかしアーティストの方々は、安全に施術が行えるよう衛生管理を怠っていないため、きちんとしたスタジオで行ってもらう限りは安全だと言えるでしょう。
どのスタジオでも出来るの?
アーティストの方によっては、首から上の施術を拒む方もいらっしゃるため、事前に確認をするのが無難だと言えます。
必ず、前もって彫師の方へ相談するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はタトゥーによるつけぼくろについてご紹介しました。
個人的にはタトゥースタジオの摘発が相次いだ今や、不法なエステサロンなどに比べてタトゥースタジオの方が安全性は高いのではないか、とは思っているのですが、このあたりは自己判断でお願い致します。
今後は更に日本のタトゥー業界が、お客さんのために活動のしやすい世の中になればと思う所存です。
では、良いタトゥーライフを!