2017.10.9 / Info タトゥーが入っていたら献血できないって本当?輸血は?どうして?

タトゥーの入っている方なら一度は、「タトゥーが入っていたら献血が出来ない」なんてフレーズを耳にしたことあるのではないだろうか。
献血が出来ないということは輸血も出来ないのでは?そんな心配事がふと頭をよぎり、タトゥーを楽しむ妨げになっている…。

そんな方に向け、タトゥーが入っていたら献血できないのかどうか、輸血はどうするのかといった疑問を、今回は詳しく説明しようと思う。

献血に断られる!?

タトゥー 献血

タトゥーを入れていると、献血は断られるのかどうか。こういった疑問を一度は耳にしたことがあるという方もいるのではないだろうか。

実際、赤十字血液センターの情報によると、「タトゥーを入れてから少なくとも半年~1年間は献血はできない」とはっきりと記載されているのだ。

献血できない理由とは?

タトゥー 針と血

タトゥーを入れると、肝炎などのウイルス感染が起る可能性がある。
というのも、これはタトゥーを入れる際に、針に血液が付着するためだ。

本来、この針はタトゥーを入れる度に新しいものに取り換える必要があるのだが、針は高価ということもあり消毒をして使いまわすことがあるのだ。
無論こういったことを行っているのは極一部の彫り師で、特に衛生管理がずさんなタトゥースタジオのみだ。

肝炎等の病気は感染者の血液を介することによって、また次の人へと感染するケースがあるため、少なくとも半年以上の献血は不可としているということだ。

輸血はできるのか?

身のまわりの親しい人に万が一のことがあった時、自らが真っ先に手を差し伸べることになるであろう非常に重要な輸血。
しかし赤十字血液センターの決まり事として、基本的には献血同様に施設後、約半年以上は輸血できないのである。

ただ、各都道府県別の赤十字血液センターの内容をよく見てみると、「6ヶ月が過ぎていても問診医の判断が必要になる地域も存在するので要確認」といったところだ。

なぜ話題になったのか?

欧州ではサッカー選手に特に人気のあるタトゥーだが、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手にタトゥーが入っていないことに疑問を感じた人もいるのではないだろうか。

実は彼は毎年2度献血するためにもタトゥーを入れていないそうだ。

海外でもやはり日本と同じように、血液関係の取り締まりはきちんと行っている傾向があり、同様に半年以上は献血・輸血両方不可となっている。

メディアで取り上げられた、このことが話題の発端となり「タトゥーが入っていたら献血が出来ない」といった内容が我々の耳にも入ってきたよう。

血液検査をしておくと安心

タトゥー 献血

献血はまだしも、輸血はいつ必要になるかわからない。

そこで、身のまわりの親しい人を出来る限り助けたいという気持ちを持っているという人であれば、「血液検査」をしておくとより安心である。
肝炎などのウイルスに感染していないかどうか、検査をしておくと万が一の時でも安心である他、自らがウイルス感染していないかどうか、肝硬変を見つける手段にもなる。

血液検査を行う方法とは?

血液検査はキットを利用した自己採血も可能だが、正しい結果が出ない場合もあるため医療機関で行うのが好ましい。
検査は殆どの病院で出来、地域によっては保健所でも行うことが出来る。

今後もたくさんタトゥーを楽しむため、タトゥーと良い付き合いをしていくため、そして親しい人のためにも、一度血液検査を検討してみてはどうだろうか。

他にも輸血・献血ができない例

今回は我々タトゥーを施している者として「献血・輸血は出来るのだろうか」といったところにスポットをあてて紹介したが、実はまだまだ他にも輸血・献血ができない例があるので、タトゥーを入れていること意外にもよくある例を軽く紹介しておこうと思う。

例えばピアス。
タトゥーと併せて楽しみたいボディアートの一つだが、医療機関等で穴をあけた場合は、最低1ヶ月間は献血や輸血はできない。
市販品などセルフであけた場合は、約半年間は献血ができないことをご存知だろうか。

その他にも、風邪をひいて風邪薬を服用している際には献血を断られることだってある。

献血や輸血を行う際は、タトゥーだけに限らず、さまざまなチェック項目でクリアしなければならないので、気になる人は再度赤十字血液センターのQ&Aなどに詳しく目を通しておくのもいいだろう。

まとめ

献血は自らの意思で受けに行くものであるが、輸血の場合は身内に何かあった時のためにも明確な準備はしておきたい。

タトゥーを入れてから半年~1年間は輸血できないということは、施設前に覚悟と把握はしておいた方がいいだろう。

併せて、より身内の安全を確保するため、自分の健康や今後タトゥーを楽しむためにも血液検査は一度受けてみてはいかがだろうか。

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