2018.12.16 / Tattoo 【完全版】タトゥーとは?|日本一分かりやすい刺青・タトゥーの解説

ファッションや個性の表現として、世界中で広く楽しまれているタトゥー・刺青。
日本では最近、タトゥーの裁判が行われたことをきっかけに、タトゥーの是非を問う様々な議論がされています。

今回は「日本一わかりやすいタトゥーの解説」と題し、歴史や語源、痛みや感染症、また違法性や温泉・プールに入れないといったの社会的リスクを通して「タトゥーとは?」を徹底解説します。

また各セクションごとに、詳しく解説を行っているリンクを添付していますので、さらに気になる方はそちらを読んで頂き、疑問を解消していただければ幸いです。

はじめに・DOTTとは

「タトゥーとは?」を解説する前に、本メディアであるDOTTについて簡単にご紹介。

「DOTTは、タトゥーに魅了された全ての方々へ向けた、タトゥー情報メディア」として、タトゥーに関する様々な情報の発信を行っています。
かくいう筆者自身もタトゥー愛好家の一人であり、自身の体験は元より、海外メディアや様々なタトゥーアーティストの意見などを中心に情報を掲載しています。
今回は、TV・ニュース系のWebメディア等の総合的な情報を扱うメディアとは異なった観点で、「タトゥーを入れたい、あなたの背中を押してあげれるようなメディア」として、肯定的な観点からタトゥーについて解説を行います。

タトゥー・刺青とは

はじめに

現在、広辞苑ではタトゥーと刺青は同一だとされていますが、日本では少し異なるニュアンスで表現されていることが多いです。
今回は「外来文化である洋柄のもの=タトゥー」、「日本が発祥である伝統の和柄のもの=刺青」と仮定し解説を行なっていきます。

タトゥーとは

タトゥーとは針先に付着させたインクを、皮膚内の真皮まで入れ込み模様や図柄を描く、身体装飾の一種です。
タトゥーを入れる理由は人それぞれ様々ですが、個性の表現やファッション、また宗教的な理由など多岐に渡ります。

日本では、洋柄のものを示す語句として用いられることが多いですが、刺青とタトゥーが厳密に区別されているわけではありません。

語源

「Tattoo – タトゥー」という言葉の歴史については諸説があるため、明確な時期と語源を言及するのは難しいですが、最も有力な説として「叩く」を意味する「タタウ」というタヒチ語に由来していることが提唱されています。
タヒチは古来より、先住民の間でトライバル・ポリネシアンタトゥーが盛んに行われていた地域でも知られていますが、トライバルタトゥーが親しまれていたのは、他にも様々な地域があります。

タトゥーの歴史

タトゥーの明確な起源というのは未だに分かっていませんが、5300年前のミイラ(アイスマン)にタトゥーが施されていたことが判明しています。
そしてトライバルなどの紋様のようなタトゥーから、はっきりとした図柄を彫るようになり、1900年代初期に米国で爆発的な成長を遂げます。

現在では「オールドスクール」と言われるスタイルのタトゥーが、当時の水夫の間で記念やお守り、ファッションとして施され、やがてスタイルとして確立。
やがてパンクロックの流行等ともに1900年代後半には日本に持ち込まれることになります。

刺青とは

逆に国内で発祥・発展を遂げ、今や世界的な評価を受けている、刺青の文化について解説してみましょう。
刺青は下記のように定義されており、広辞苑では「タトゥー=刺青」という形で定義されています。

入れ墨(いれずみ)は、針・刃物・骨片などで皮膚に傷をつけ、その傷に墨汁・朱・酸化鉄などの色素を入れ着色し、文様・文字・絵柄などを描く手法、および、その手法を使って描かれたもの。

語源

刺青(入れ墨)の他にも、もんもん、ガマン、タトゥーなどの呼ばれ方がありますが、ここでは「刺青」について簡単にご紹介。

元来は「彫りもの」と呼ばれていたのですが、1720年に施行された「刑罰のための彫もの」から「入墨(いれずみ」という言葉が生まれます。
その後、小説家である「谷崎潤一郎」が「刺青(しせい)」という彫りものに関する小説を出版し、「刺青=いれずみ」と呼ばれることとなりました。

歴史

発祥は江戸時代 初中期(1600年代前半〜後半)だとされており、刺青は当時、火消しや鳶などの方々に好まれていた歴史があります。
それから今に通ずる、「額」と呼ばれる雲や岩などの黒い背景と「図柄」で構成されるようになり、全身を纏うような美しい刺青のデザインの構図が確立。
多少の変化はありつつも、当時の刺青から伝統を引き継いでいます。
※諸説あり

現代のタトゥー業界

そのような歴史を経て発展を遂げてきたタトゥー・刺青という文化ですが、ここでは日本のタトゥー業界と、話題のタトゥー裁判について解説します。

タトゥー裁判

最近になって「タトゥーが違法」「タトゥー裁判」というワードを聞いた方もいるのではないでしょうか。
実は今、「タトゥーは医療行為か否か」を問う裁判が行われている、真っ只中なのです。

概要

タトゥー裁判とは、2015年に「医師免許を持たずタトゥー施術を行ったとした医師法違反」の罪に問われ、 彫師の増田太輝さんが罰金30万円の略式命令を受けたことに始まった裁判のことを指します。

2017年に行われた裁判(一審)では有罪、控訴によって開かれた二審の判決は「一審の棄却、無罪」の判決が下されます。

タトゥー裁判の行方(2018年12現在)

そして二審にて無罪の判決を受けた検察側が2018年11月27日に上告。
この「タトゥー裁判」の最終的な判決は最高裁に委ねられることとなったため、この判決次第では「彫師という職業が国に認められるか否か」の結果が出る、といったところでしょうか。

タトゥーのリスク

そして現代のタトゥー業界とは切っても切り離せないのがタトゥーのリスク。
「温泉・プールに入れない?」「MRIを受けれない?」などといった社会的リスクは勿論のことですが、「感染症の危険性」「アレルギーや皮膚疾患の危険性」など身体的リスクも予想されます。
タトゥーのリスク・危険性については、こちらの記事にまとめているので、気になる方は読んでみてください。

タトゥー愛好家の方々

ニュースクール|太陽とカラータトゥーのスリーブ

まだまだ違法性や社会的リスクの課題が山積みのタトゥー業界。
それでもタトゥーを入れている愛好家の方々は、一体どのような方で、どんなお仕事をされているのでしょうか?

アーティスト

タトゥーはその性質上、自身の個性を表現するアーティストの方々へ特に好まれている傾向があります。
DOTTではバンドマンをはじめとする音楽関係者のタトゥーをまとめた記事もありますので、それぞれのタトゥーの意味や想いなどを、ぜひ読んでみてください。

YOUR TATTOO

他にもDOTTでは、「YOUR TATTOO」という連載の企画で、一般の方々のタトゥーを取材しています。
コールセンターで働く若者や、倉庫作業に励む女性などから、タトゥーの動機や想いを知ってみるのもタトゥーを知る手の一つではないでしょうか?

タトゥーを入れたい人へ

女性|耳のタトゥー

では、これまでタトゥーのことを調べてみて「自分もタトゥーを入れたいかも?」といった方へ向け、タトゥーの入れ方についてまとめてみましょう。

タトゥーの場所

まずは、どんな場所にタトゥーを入れようかは決めていますか?
手・腕や、胸や腰、背中なんかは人気ですが、頭皮や耳の裏なんかもオシャレで素敵ですよね。
それぞれ、人気の場所ごとにオススメのスタイル・デザインを紹介していますので、こちらも是非。

タトゥーのデザイン

次に、タトゥーには和彫りか洋彫りかを始めとし、トライバルやブラックアンドグレイ、ジオメトリックやワンポイントなど様々なスタイルが存在します。
どんなスタイルのタトゥーを入れようか、あなたは決まっていますか?

タトゥー料金

タトゥーを入れるにおいて、想いやデザインも大事ですが、タトゥーの価格も勿論大事ですよね。
「金額ではない!」という意見もごもっともですが、そもそもの相場を知らずして良し悪しの判断は出来ません。

DOTTではタトゥーの大きさやデザインに合わせて、タトゥーの料金表を作ってみましたので、是非参考にしてみて下さい。

消える・隠せるタトゥー

「入れたいとは思っているけど、可能なら試してみたい」といったアナタへ向けて、DOTTでは消える・隠せるタトゥーについてもご紹介しています。
一定期間で消えるヘナ・ジャグアタトゥーだと、期間限定で楽しむこともできますね。

ヘナタトゥー

ヘナタトゥーは消えるタトゥーの代名詞として非常に知名度の高いボディアートの一つです。
天然由来の成分を用いていることから肌にもとっても優しく、手軽に、そして安全にボディペイントを楽しむことが出来ます。

ジャグアタトゥー

ジャグアタトゥーは性質こそヘナに似ているものの、最大の特徴は発色。
ヘナが茶褐色に染まることに対し、ジャグアは濃い紺色に染まることから、本物のタトゥーさながらのデザインを簡単に楽しめます。

タトゥーの隠し方

「でも本当のタトゥーを入れたい!」といった方には「タトゥーの隠し方」と「隠しやすいタトゥーの場所」をご紹介していますので、そんな方にはこちらもどうぞ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一概に「タトゥー・刺青」と言われていますが、歴史背景や幅広いデザイン、また入れている方々の想いが入り混じった、とっても深い芸術・文化であることがお分かりいただけたでしょうか。
ご興味を持っていただけた方へ向けて、ファーストタトゥーへ役立つ記事も載せているので、最後にこちらをご紹介しておきますね。

もっともっとタトゥーに興味と知識を持って、あなたに素敵なタトゥーライフが訪れることを願っております。
では、良いタトゥーライフを!

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