2018.1.16 / Social ストレート・エッジとは?タトゥーやドラッグ・音楽との関係

あなたは「ストレート・エッジ」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。

ストレート・エッジとはロックやメタル、ハードコアに身を置く人間にとっての、ある特殊な生き方を表す言葉を指す。
そしてこの生き方を語るにおいて、タトゥーは切っても切り離せない関係にあるのだ。

今回はストレート・エッジとは何か、今のロックシーンにどのような影響を与えているのか。
また、気になるタトゥーとの関係性について詳しく解説していく。

ストレート・エッジとは

ストレート・エッジは「ドラッグ」「アルコール」「タバコ」の摂取や「快楽目的のセックス」をしない思想、またその運動のこと。
”SE”や”SxE”などの略称でも呼ばれ、SEの思想を持つ者「ストレート・エッジャー」「エッジャー」などとも言う。

ロックやメタル、パンク、ハードコアの音楽を愛する人々は、よく”ドラッグ”や”セックス”と結びつけて語られることが多い。

「NIRVANA」のカート・コバーン、元「RED HOT CHILI PEPPERS」のヒレル・スロヴァクなど、ドラッグにより死したアーティストの生き様が「ロックである」「パンクスである」と言われるなど、
いわば「ドラッグやアルコール、セックスあってのロックバンド」のような美学が世界中に根付いていると言えるだろう。

そんな中、その美学に対し「そもそもパンクなのか」「そんな必要はあるのか」などという疑問をもとに、
「ドラッグ」「アルコール」「セックス」を生活から捨て去った人々のことをストレート・エッジャーと呼ぶのである。

現在では音楽業界だけではなく、単純にそういった思想を持つものをエッジャーと総称する場合もあるため、広義に用いられている。
しかしそもそも”ドラッグやアルコールに対する美学”に疎い日本では、あまり言葉自体根付いていないのが現状だ。

エッジャーとタトゥー

そしてストレート・エッジャーであることを示すために、”手の甲にバツ印を書く”という手法が取られてきた。

書き始めると長くなるため割愛するが、1980年代初頭、ワシントン周辺のクラブで「未成年に酒を提供しないように、店員の手の甲にバツ印を書く」という方法が起源だとされ、そこから浸透していった風習である。

その中で、生涯エッジャーであることを誓い”バツ印をタトゥーとして身体に刻む者”が現れた。
ストレート・エッジとタトゥーは密接な関係にある事がわかる。

ストレート・エッジのタトゥー

ではここから、ストレート・エッジを示すタトゥーのデザインをいくつかご紹介しよう。

ゴシック対の”X”手の甲のバツ印”が一番ポピュラーだが、レタリングで「Straghit Edge」と書いたものやモチーフがついたものなど様々である。

罰印

 

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レタリングタトゥー

 

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トラディショナル風

 

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中にはトラディショナルな感じに仕上げられたSEのタトゥーもあるようだ。
これらはアメリカントラディショナルとも呼ばれる、アメリカ伝統のタトゥーデザインである。

まとめ

いかがだっただろうか。

80年代に始まったスタイルが、今もそのまま継承され、タトゥーで表現されていることは個人的に非常に面白く思う。
以上のようにタトゥーには、ファッション的な意味合いは勿論だが、
個性の表現という点でも重要な役割を担うことがあり、一概に排斥されるべきではないと再認識させられる。

今後日本で、社会的にもタトゥー(刺青)というものが広く認知されると、ライフスタイルをタトゥーに投影する文化が始まるのかもしれない。

では、良いタトゥーライフを!

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